動画フェスタ2022-インターネットの安心・安全な利用を考える動画コンテスト-

動画フェスタとは

動画フェスタは、動画制作及び動画作品の視聴を通してインターネットリテラシーの定着及び向上を図ることを目的に実施する啓発動画コンテストです。動画フェスタ2022で8回目の開催となります。

動画フェスタについて

画フェスタ実行委員会実行委員長竹内和雄写真

今、子どもたちのネット利用は歴史的転換期です。

1つ目は「低年齢化」です。私が委員として関わっている内閣府の調査では、令和3年度の0歳児のネット利用が11.6%、2歳児は62.6%です。「GIGAスクール構想」です。乳幼児がネットを自分で勝手に利用するとは考えにくいので、保護者が利用させているのだと思いますが、その善悪はさておき、私たちは赤ちゃんのネット利用をどうするかまで考えなければならない時代を生きています。

2つ目は「GIGAスクール構想」です。文部科学省の大号令で、日本中の小1~中3が学校で情報端末を使っています。これまで学校を含めて私たち大人は、情報端末やネット、携帯電話等について「制限、禁止」のスタンスでした。しかし、国は「利活用」に舵を切りました。私は元中学校教員で、現在は大学で教職を目指す学生の指導を担当していますので、教育関係者の困惑を肌で感じることができます。先生たちは急に「利活用しましょう」とは言えません。

私たちは、赤ちゃんからネットを利用し、小学校1年生から情報端末に触れる時代を生きています。もちろん、歴史上初めての経験です。大人は経験がないからどうしてよいかわからない。子どもの多くはほんろうされています。

こういう状況ですので、「動画フェスタ」の意義、必要性はこれまで以上に高まります。動画フェスタは、子どもたち自身が「「インターネット・スマートフォンの安心・安全な利用方法に関して、グループ内での対話を通して啓発動画を制作することによって、制作者達自身のインターネット・リテラシーの向上に資するとともに、制作された動画作品による幅広い対象に向けた周知啓発活動を行うこと」」を目的に開催しています。子どもたちは、普段特に意識せずにインターネットを利用しています。グループで、仲間と一緒に啓発動画を制作することで、自分自身のインターネット・リテラシーを見直します。さらに、子どもたちが制作した動画は、大人が制作したものよりも子どもたちへ訴えかける力が強く心に響きます。

動画フェスタは、これまで7回開催されてきましたが、子どもならではの感性で素晴らしい作品が応募されてきました。開催当初は、「動画フェスタin近畿」と銘打ち、近畿2府4県からの応募に限定してきましたが、2018年度から近畿の枠を外し、日本全国から作品を募集しています。その結果、昨年度も鹿児島、福岡、広島、岡山、三重、神奈川県、東京、千葉、栃木、群馬など、近畿以外からも優秀な作品の応募が多数あり、総数266の力作が寄せられました。

一昨年からは、感染予防の意味もあり、必ずしもグループ制作にこだわらなくても良い仕様にしています。コロナでいろいろな制約がありますが、本取組に更に多くの子どもたちが参加し、ひいては社会全体のインターネット・リテラシーの向上に貢献できることを願っています。

2022年6月吉日

動画フェスタ実行委員会 実行委員長
竹内和雄

動画フェスタ2021受賞作品紹介

インターネットの安心・安全に関する啓発動画として、講演会やイベント等で是非ご活用ください。
ご活用いただく場合は、必ず、事前にご連絡ください。

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【最優秀賞】

(小中学生の部)

作品名:せっかく買ってもらったのに…
制 作:神戸市立太山寺中学校 放送部 増本班
 

最優秀賞 小中学生の部

 SNSは誰でもメッセージを簡単に送ることができます。
そんなSNSの危険な一面を、具体的にわかりやすく表現している作品です。

表彰状 授与
最優秀賞 小中学生の部 授与
受賞コメント

 一緒に作品を作ってくれた班のみんなと、ご指導いただいた先生方に感謝の気持ちでいっぱいです。増本班が作った動画で、ひとりでもネットを使う時に気を付けて貰えると嬉しいなと思いました。

(学生一般の部)

作品名:マスクで防げない言葉のウイルス
制 作: 同志社大学 クリエイティブな映像制作でインターネットの安心安全を守る!

最優秀賞 学生一般の部

 本作品はSNS上での誹謗中傷問題をテーマとした作品です。
 実際に誹謗中傷ととられる言葉を口に出し表現することで、言葉の悪質さを表現しています。

表彰状 授与
最優秀賞 学生一般の部 授与
受賞コメント

 この度は最優秀賞にご選出いただき、誠にありがとうございました。 昨今社会問題になっている誹謗中傷は、言っている側も気づかずに、被害者を傷つけている場合があります。
この動画を見ることで少しでも、そういった被害の拡大を抑止することができればと思います。
これからも、より社会問題と向き合った作品制作が出来るよう、精進して参ります

【トーンモバイル賞】

この賞は、「動画フェスタ2021」の特別協賛団体であり、スマホを使いなれた方や初めて使う方、また、お子さまも含めてすべての人が安心して楽しめるスマートフォンを目指す株式会社ドリーム・トレイン・インターネットから、すべての人がインターネットを楽しめる手助けとなる作品に贈られます。

作品名:【実況】フェイクアラート
制 作: 同志社大学 クリエイティブな映像制作でインターネットの安心安全を守る!

トーンモバイル賞

 フェイクアラートという問題が身近にあることを示している作品です。競馬実況のようなスピード感とノリで、押し間違いの焦りを表現しており最後までテンポの良い作品です。

表彰状 授与
トーンモバイル賞 授与
受賞コメント

 「約半年間かけて形にしたもので、こうして成績を残したことが大変嬉しいです。
これからも動画作りに精進していくとともに、私たち自身がインターネットを安心安全に使える心がけをしていきます。」

【優秀賞】

(小中学生の部)

作品名:SNSの使い方を考えよう
制 作:大東市立大東中学校 放送部

優秀賞 小中学生の部

 SNSのメッセージを通じて起こる、トラブル・いじめを啓発するだけでなく、かける言葉を変えるだけで相手にとって希望の一言となるということを教えてくれる作品です。

表彰状 授与
優秀賞 小中学生の部 授与
受賞コメント

 作りはじめから先生と二人でミーティングをし、結構苦労して、みんなで協力して作成した。受賞できるか不安だったので、選ばれて良かったです。

作品名:少年A君の体験
制 作: 神戸市立太山寺中学校 放送部 住野藩

優秀賞 小中学生の部

 リアリティのある少年A君の体験談を通じることで、これからSNSを使い始める人へSNSを楽しむために、SNSの危険な一面を啓発している作品です。

表彰状 授与
優秀賞 小中学生の部 授与
受賞コメント

 本作は、今のご時世なかなか外に出られない状況で、制作に関わった3人が顔をあわせて作業を行うことが出来ず、初の試みで個人が分担して作成し、自分たちの動画作成が進歩したように思える。

(学生一般の部)

作品名:Your location has been identified
制 作:松本 佳子

優秀賞 学生一般の部

 SNSは世界中の人につながる事が出来る反面、自分の情報が筒抜けになってしまう事を表現し、SNSを楽しく使うためにはルールを守ることが大切であることを啓発している作品です。

作品名:チェックボックスに要注意
制 作: 栃木県立宇都宮東高等学校 映画研究部

優秀賞 学生一般の部

 2人の高校生の日常的なインターネット利用を通じ、読み飛ばしがちな利用規約にスポットを当て、自身を守るために情報を得ることの大切さを伝えている作品です。

敢闘賞

最終審査の対象となるファイナリスト作品のうち、受賞を逃した作品を表彰いたします。

小中学生の部

作品名 学校名・グループ名等
ウイルスゲキタイ 神戸市立太山寺中学校
放送部シーアーチン班
ウイルス対策㎏冒険ボーイ 神戸市立太山寺中学校
放送部中華料理班
炎上 東京都大田区立出雲小学校6年
燃え上がるコメント班
キケン!インターネット 貝塚市立東山小学校
IKY61
個人情報の保護 東京都大田区立出雲小学校6年
仲良し
10年後に繋ぐ思い 神戸市立太山寺中学校 放送部
ひまわり班
なりすまし 東京都大田区立出雲小学校6年
Smile!
ネットいじめ 東京都大田区立出雲小学校6年
Nice Friend!
ネットでの情報公開 神戸市立太山寺中学校 放送部
パーフェクト班
潜むネットいじめ 大阪市立昭和中学校
ディスクァ・トープル
誹謗中傷 東京都大田区立出雲小学校6年
八代陽
For everyone who uses the Internet 神戸市立太山寺中学校 放送部
ねずみ班
ワンクリック詐欺 東京都大田区立出雲小学校6年
ワン詐欺Jr.

(並び順は作品名での50音順)

学生一般の部

作品名 学校名・グループ名等
当たり前って思っていたのに 三重県立神戸高等学校放送部
うみしょっぱい
インターネットの妖精 アイ
 ~君の未来を守るために~
三重県立神戸高等学校放送部
つるつるうどん組
A子の1ヶ月 神戸学院大学附属高等学校
みりあ&のあ&まな
SNSを正しく使おう 大阪府立藤井寺高等学校
MAGGYO
おとしもの 大阪市立工芸高等学校
カニフェスタ2021
大人の責任果たしてますか? 大阪市PTA協議会
広報情報推進委員会
虚像 大阪市立工芸高等学校
独裁連合
スマホ依存の恐ろしさ 大阪府立藤井寺高等学校
モチモチ
【正解するのは誰だ!?】現役高校生がインターネット利用クイズに答えてみた! 兵庫県立福崎高等学校
ふっくんチャンネル
その一言、小さくない。 放送大学
Kitajima K
守ろう他人の情報 大阪市立工芸高等学校
取材班

(並び順は作品名での50音順)

【団体賞】

当動画フェスタに継続しての応募や多数の作品応募等、学校での取組みとして応募いただいた以下の団体を表彰いたします。

団体名
神戸学院大学附属高等学校
兵庫県立福崎高等学校
貝塚市立東山小学校
京都芸術大学

(並び順は作品名での50音順)

動画フェスタの実績(過去7回)

動画フェスタの実績(過去7回)

動画フェスタ運営体制


動画フェスタ2022は、主催を動画フェスタ実行委員会、共催に総務省近畿総合通信局及びスマホ連絡会(近畿)、そして関係団体及び企業の協力を得て、動画コンテスト及び関連イベントを実施しています。